2015年2月6日金曜日

精神療法について

精神科の治療で最も大切なのは精神療法(心理療法とかサイコセラピーとも言われ、認知行動療法も含まれます)です。

当院の治療は精神療法主体ですが、必要に応じて、お薬も処方します。
しかし、「お薬のみ」ということはしません。

なぜなら、丁寧な精神療法と共に行うお薬の服用はお薬の効果を高めるからです

精神療法は患者さんの心に安心感と治療者に対する信頼感を生み出しますが、その安心感と信頼感がお薬の効果を高めるのです(プラセボ効果)。

お薬の効果が高まるとコミュニケーションも深まり、精神療法も進みやすく、それまで気づかなかった問題点や新たな生き方を見出すようになっていきます(精神療法と薬物の相補作用)。

ですから、丁寧な精神療法を希望されたり、「薬に頼りたくない」「薬の効果が出ない」といった方は一度受診されてみてください。

セカンドオピニオンも受け付けています。

0 件のコメント:

コメントを投稿